家族葬の費用負担

家族葬の費用負担

家族葬は費用を抑えた葬儀ができるものですが、それでも支払いは高額になることもあります。家族葬の費用を負担する人は、基本的に喪主の人になります。
故人が生前に依頼しておいた場合は、財産から支払うこともできます。喪主は配偶者や兄弟、子供になることが多いですが、兄弟や子供の場合は1人に全部を負担してもらうのは揉め事に発展することもあります。
揉めずにすむには話し合いで決められるのが一番良いです。支払いは喪主がしても、一般的には他の兄弟や子供は香典を多く包みます。
また、財産を相続する親族たちで分担します。絶対的なルールやマナーはないので、基本的にはそれぞれの事情によって違ってきます。
基本的には、家族葬を主宰した兄弟で分担して子供たちには支払いの義務はありません。
埋葬などの行為は、お墓を継承する人たちが分担して支払います。揉めないためには生前で故人が自分で資金を用意しておくか、思いを伝えておくことが大切です。

家族葬のメリットの一つに費用の安さがあります

近年人気のあるお葬式の形態が家族葬です。これは家族や身近な親族のみで行う小さなお葬式のことです。
少子高齢化、核家族化、簡素化などの現代の風潮にマッチしたお葬式といえます。また家族葬にはメリットが多いのも事実です。
列席者がいないことで遺族が充分にお別れの時間をとることができ、その中で心の整理がつきやすい、準備に時間や手間をかける必要がない、流す音楽や飾るものなど自由度の高いお葬式になる点です。
自分たちの思いや故人の生前の希望などが実現できるオリジナル感のあるお別れになるのはアットホームなサヨナラが言えるきっかけにもなります。
そして、大きなポイントとしてあるのが安い費用で執り行うことができるというものです。
家族葬の人気の高まりからほとんどの葬儀会社ではこの小さなお葬式のプランを作っていますが、すべてコンパクト化されて無駄なものは排除、セット料金ですべてまかなえるというのは遺族にとっても安心できます。